この前聞いた話なのですが、近頃の職人は鉋の仕込み方や刃の研ぎ方を知らないとか。
私は、職人という肩書がつくのであれば、鉋やノミぐらい扱えて当然という考えなのですが、
確かに、言う事もわかる気がします。
今現在の木工機械は非常に優れており、手作業を必要としません。
それは、職人の減少と機械工学の急速な発展、そして、生産限界台数をのばすために徹底した効率化が図られた
結果、このような事態がおきてきたのだと思います。
今となっては替刃式鉋という商品も出ているくらいです。
しかしながら、失われつつあるモノも確かにあります。それは、伝統ある木工技術(仕口)と
職人としての心構えです。
VFでは、これらを常に意識し、職人が手作業で作り上げる家具をこれからもずっと変わる事なく
続けていこうと思います。
それでは♪
竹原 強平