木は何一つ喋る事はありません。
粗末に扱っても、乱暴に扱っても凛とした態度で存在します。
しかしながら、加工するとき、組み立てをするとき、塗装をするとき。
木は言葉ではなく、体で自分を表現します。
そこじゃ無い!!もっとキレイに!!あと少し!!!
そんな木の信号を正確に察知してあげられるのは我々職人だけです。
人が生きているように木も生きている。木を真に理解してあげられた時
最高の家具が出来上がります。
慢心すること無く、日々自分を鍛錬し木と素直に向き合って行こうと思います。
竹原 強平